王禅寺四ツ田緑地で9月17日、森の中で寝そべり、音楽を聞くイベントが行われた。
王禅寺四ツ田緑地は、企業の保養施設だった地を川崎市が特別緑地保全地区として指定。プレーパークや一般開放、団体開放が行われている。
同緑地で団体利用を行う一つが「満天☆salad」だ。ママ友同士で野菜栽培に取り組み、とれたて野菜を味わうランチ会などを麻生区内で企画実施している。今回はランチ会に合わせて、「森のシンガーソングライター」山田証さんが全国で行っている、森の中で音を聞く「ごろんコンサート」を実施することに。
食事を終えると、参加者は同緑地の広場から移動し、木々が生い茂る森の中で、持参したマットを敷き、横になった。静けさの中で、山田さんはアコースティックギターの弾き語りで自作曲やカバー曲を披露。曲の合間に山田さんは「背中と地面をくっつけることで自然と一体になれる。虫の鳴く音やどんぐりが落ちてくる音、風のにおいから森の美しさを感じて」と呼びかけた。
中には音楽を聞きながら眠りにつく参加者も。コンサート終了後は「水滴がぽつぽつ、どんぐりがカタカタと落ちてくるのを感じた」という声や「心地よいのと、包まれている気分になった」などの感想が挙げられた。
同団体の古田通子さんは「自然、音楽、食のイベントを皆さんに喜んでもらえてうれしい」と話していた。
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