柿生仏教会が主催する「花まつり&チャリティーコンサート」が4月8日、常念寺栗平会館で行われ、約100人が来場した。
「花まつり」は仏教を起こした釈迦の誕生日(4月8日)を祝うもので、各寺院では、法要やイベントが行われる。
柿生仏教会は、麻生区内12寺院(王禅寺、戒翁寺、西光寺、修廣寺、常安寺、浄慶寺、常念寺、善正寺、東光院、東林寺、不動院、林清寺)が所属。5年以上前から宗派を超えて協力し、自然災害などの復興支援を含めた花まつりのイベントを行っている。今回は、桐朋学園大学音楽学部の学生や卒業生による「花まつりスペシャル室内オーケストラ」が演奏することになった。
冒頭、同会の僧侶が各宗派の装束を着た姿で、花まつりの法要を行った。望月昌光会長(善正寺住職)は「4月8日当日に、このような行事ができるのはありがたいこと。お釈迦様のこと考えながら、良い音楽に触れてもらえたら」とあいさつ。オーケストラはモーツァルト「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」、滝廉太郎「花」、ヴィヴァルディ「四季」より「春」などを披露し、来場者は生演奏に聞き入っていた。チケット代の一部や募金を災害復興支援にあてるという。
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