区内を拠点に活動する市民団体「おもちゃと遊びの会」(吉田幸雄代表)による「にこにこ広場」が6月23日(土)に10回目の開催を迎える。おもちゃ遊びを通じたコミュニケーションの場を提供している。
同団体は2014年に設立し、現在15人の会員が在籍する。おもちゃを作ったり遊んだりすることを通じ、世代間を越えた交流や伝統的な遊び・表現遊びに触れ合うことが目的だ。年齢制限なくおもちゃ遊びや折り紙やストローなどを使用したおもちゃ工作ができるフリースペース「にこにこ広場」を年4回程開催し、今まで約240人が参加している。そのほかにも、区民まつりや福祉まつりでも工作教室を行う。吉田代表は「隣どうしの親子が仲良くなったり、お父さんが友達同士で参加したり、祖父母も含めた家族全員で来ることもあり、幅広い世代間のコミュニケーションがとれていると感じる」と話す。
「木育」活動を開始
昨年4月からは、子どもたちに木の持つぬくもりや優しさを伝えることで自然への親しみや自然を大切にする気持ちを育む「木育」活動を開始。イベントでは木のおもちゃで遊べるようにしたほか、使わなくなった木のおもちゃのリユース・リサイクル活動も行う。吉田代表は「家庭で眠っている木のおもちゃを再び子どもたちの手に届けたいと思っている」と語る。
次回の「にこにこ広場」は6月23日(土)に麻生市民交流館やまゆりで開催。午後2時から4時まで。組み木のおもちゃで遊べるほか、簡単なおもちゃを工作して遊ぶことができる。入場は無料。問合せは同会【電話】044・986・3771へ。
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