田園調布学園大学で10日と11日、子どもたちが仮想のまちを運営するイベント「ミニたまゆり2019」が催された。
同イベントは参加する子どもたちが住民として仮想の役所や銀行、各種サービス業、ゲーム施設などで仕事を行い、対価として支払われる通貨「ユリー」で納税や買い物などを楽しむことができる。
地域の企業や団体などが職業の提供などで協力し、社会の仕組みを学ぶことができるこの催し。今年は2日間で子ども約1000人が参加し、テレビ番組作りやプロの指導による声優体験、食品サンプル作りなどにも取り組んだ。また食券売り場などの行列といったミニたまゆりが抱える課題を話し合う議会の場も用意され、子どもたちは活発に意見を交わしていた。
ミニたまゆりを運営する番匠一雅子ども未来学科准教授は「今年は福祉分野の企業が新たに協力してもらえたのが嬉しい。地域ぐるみの催しなので、今後も継続していけたら」と話していた。
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