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麻生区版 公開:2020年6月19日 エリアトップへ

「あさお芸術のまちコンサート」にサポーターとして関わる 菅 貴仁さん 千代ヶ丘在住 18歳

公開:2020年6月19日

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人生変えた場所に恩返し

 ○…9月に予定される「あさお芸術のまちグランドコンサート」出演の少年少女合唱団のOBであり、現在は子どもたちの合唱練習のサポートに携わる。自身の役割を「時に厳しく、でもみんなと楽しむお兄ちゃん」と表現。「この合唱団に入ったことで僕の人生は変わった」と言い切り、「子どもたちには、プロの演奏を伴奏に歌える機会、そして純粋に合唱を楽しんでほしい」。

 ○…8歳で千代ヶ丘小のスクールコーラスに所属。それまで音楽は嫌いだったが、熱心に誘ってくれた先生の指導法や馴染みのある曲を歌えることが楽しく、音楽が大好きになった。進学で一度合唱から離れるも、中学3年のとき、少年少女合唱団の募集にスクールコーラスの恩師の名前を発見。「いくしかない」と入団した。2年目からはリーダーのポジションを任されるように。学年の違うメンバーと練習や振付を考え「一丸となってできたのが楽しくて」とにこり。今も活動を続ける理由の一つだ。

 ○…歌うことが一番のリフレッシュだが、家族の影響で料理や菓子作りも趣味のひとつ。シュークリームやガトーショコラなど一度作っては「次は何をしたらより美味しくなるかな」と研究を重ねる。今年の春から大学生になり、管理栄養士を目指して邁進する日々。将来は食に関する仕事に就くことを思い描く。

 ○…入団した頃は人間関係から不登校にもなった。合唱団で出会った人とのかかわりがきっかけとなり、同級生とバンドを組んだり、ほかの市民合唱団に所属したり「自分でも積極的になった」と胸を張る。ゆくゆくはコンサートの運営を支え、「僕ができることで恩返しできたら。誰かの役に立てるように、人間を厚くしていきたい」。きらきら目を輝かせる。

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