不審者から子ども守れ 中野島小で教員ら訓練
不審者が校内に侵入してきた場合に備えて、市立中野島小学校は24日、教員の不審者対応訓練を行った。同校の教員約30人が多摩警察署の警察官から対策を学んだ。
訓練は刃物を持った男が校内に侵入し暴れているという想定と、不審者が目的もなく校内に侵入してきたという想定で行われた。不審者に対して女性教員が「お子さんは学校にいますか?」「お名前聞いていいですか?」などと問いかけながら、不審者を多目的教室に誘導。その間に別の教員が警察に110番をした。訓練を終えた教員は「名乗らないというだけで不審者と見なして110番していいものか迷った」「不審者の発見時の状況が伝わってこなくて分かりにくかった」などと議論を交わした。指導した多摩警察署生活安全課の古川国博警部補は「不審者に近づき過ぎず、自分たちの身の安全も守って。侵入があった時点で躊躇せずに110番してほしい。何かあってからでは遅い」と呼びかけていた。
山崎恵子校長は「教室に侵入された場合の訓練も必要。子どもを守るのも教職員の大事な仕事だと思っている」と話していた。同校では11月に、全校児童も含めた不審者対応訓練を計画している。同校は2001年に大教大付属池田小学校で起きた児童殺傷事件以後、毎年訓練を行っている。
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