長尾地区 米作りの味方、姿現す カブトエビが続々
多摩区長尾の水田で「田の草取り虫」とも呼ばれるカブトエビが次々と孵化し姿をみせている。米作りの頼もしい味方として忙しく泳ぎ回る姿が見られる。
カブトエビは大きさが2、3センチ程の淡水性の甲殻類。原始的な特徴を受け継いでいるため「生きた化石」とも言われる。雑草を食べるだけでなく、水中の泥をかき上げて日光を遮るため、雑草の生育を抑えることが出来るという。田植えシーズンになって注水されると、卵が孵化し1、2カ月の短い一生を終える。水田の減少や農薬の使用によって今では市内で姿を見ることは少なくなった。
長尾地区の井田肇さんの水田では5、6年前に大学生の研究で生息していることがわかった。今年は今月8日に注水すると11日に泳ぐ姿が見られたという。「自然に居ついたようだ。絶えることがないようにこれからも環境づくりに努め、田んぼを残していきたい」と井田さん。
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