磨けば光る多摩事業 5提案中、3事業を選定 学識者らが区民提案を審査
多摩区役所は13日、区民の提案を活動団体に委託する「磨けば光る多摩事業」の審査会を開いた。5つの事業提案のうち、NPO法人が提案した「地域課題を学ぶ多世代交流事業」など3つの事業を選定した。
審査会では、5団体が多摩区の魅力向上や地域課題の解決に関する提案を発表し、学識経験者や区役所職員らが審査した。選定されたのは▽「かわさきかえるプロジェクト」が提案した「子どものための『てんぷら油をエネルギーにかえる』資源循環プログラム」▽「多摩区でプレーパークをやっちゃおう会」が提案した「地域コミュニティー活性化による子育て支援公園カフェ事業」▽「NPO法人まめな人生」が提案した「地域課題を学ぶ多世代交流事業」――3提案。
かわさきかえるプロジェクトは、身近な資源循環について、子どもが学べるプログラムを作成し、周知を図るという。使用済み天ぷら油を使った石けんやバイオ燃料をつくる資源循環を通じて環境まちづくりにつなげたい考え。同プロジェクトが同様の提案で採用されるのは3回目。
NPO法人まめな人生は、地域課題を学ぶワークショップや交流会を開催し、課題解決に向けた取り組みを行う。一人暮らし高齢者や世代間交流の希薄化、若者の引きこもりといった課題に取り組む。
多摩区でプレーパークをやっちゃおう会は、公園にカフェを設けて新たな交流の場をつくる試み。コミュニティーカフェや子育て支援の催しを開催するという。同会が同様の提案で採用されるのは2回目。
一方、「NPO法人多摩川エコミュージアム」が提案した「せせらぎ館を川の駅に」と「多摩川せせらぎ夏万博大作戦実行委員会」が提案した「多摩川せせらぎ夏万博大作戦2014」は採用されなかった。
多摩区役所は今後、区長の決裁を経て選定事業を正式決定し、各提案者に通知するとしている。
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