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多摩区版 公開:2016年1月29日 エリアトップへ

アート壁画で落書き対策 デザイン決まる

社会

公開:2016年1月29日

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▲アンケートの結果、決まった壁画アートのデザイン
▲アンケートの結果、決まった壁画アートのデザイン

 アートな絵で壁の落書きを防止――。多摩区役所が19日、登戸新町の通路に描くデザイン案を発表した。落書きされた壁面を清掃し、「このまちが一番好き!」を意味する『HOME SWEET HOME!』を青色の文字で描く。来月21日に地元住民や中学生の協力を得て作業を実施する。

 アートな絵を描く壁面は登戸新町の世田谷通り(津久井道)と多摩沿線道路が交差する地点の通路。複数の落書きが周囲に点在し、美観を損ねていた。

 多摩区役所によると、区内の駅周辺や道路に多くの落書きがあり、美観を損ねるだけでなく、軽犯罪の誘発や治安の悪化につながることが懸念されるという。これまで多摩区役所道路公園センターが消していたが、いたちごっこの状態が続いていた。

 こうした落書き対策として注目したのが「アート」。区役所の事業の一環として市民からの提案があり、市民活動団体との協働事業として今回の「壁画アート」に取り組む。

 文言や色が異なる9案の中からデザインを決めるため、先月18日から今月10日にかけて市民を対象としたアンケートを実施。156票のうち、最多の31票を集めた「川崎フロンターレのブルーを基調としたHOME SWEET HOME!」に決まった。市民アンケートを実施して公共空間のアート作品のデザインを決めるのは区内で初めての試みという。

 区役所の担当者は「横須賀や渋谷などの事例をみて、ある程度の効果があると思う。治安の向上にもつながり、期待できる」と話している。

▲周辺に落書きが点在する現場の通路
▲周辺に落書きが点在する現場の通路

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