新春恒例の多摩区消防出初式が7日、市立稲田中学校で開かれた。消防職員や消防団員、関係者ら総勢約300人が参加し、防火意識の向上を図った。主催したのは多摩消防署(日迫善行署長)と多摩消防団(松澤喜義団長)。
体育館内で行われた式典では、昨年消防活動で功績のあった消防職員や団員、個人ら14団体53人を表彰した。また、長尾子ども太鼓や稲田中学校チアダンス部などが演技を披露し、式典を盛り上げた。このほか校庭では、市民が見守る中、消防音楽隊とカラーガード隊、宿河原町会軽可搬消防ポンプ隊の婦人4人による消防演技が行われた。最後は、多摩消防団による華やかな一斉放水が行われ、消防ヘリコプターの登場で幕を閉じた。
日迫署長は「多摩区は地域で活動する消防のボランティア団体が多く、活発でもある。今年はホースキットの配備も完了するので、地域と共に訓練を通して普及啓発に力を入れていきたい」と話していた。
昨年1年間で発生した多摩区内の火災件数は、前年より4件少ない39件だった。火災種別では「建物火災」が27件で全体の約7割を占めた。「その他の火災」は9件で約2割、「車両火災」が3件で約1割。原因別では「放火」が最も多く、次に「電気」、「たばこ」の順だった。負傷者は12人で主な原因は就寝中に煙を吸う事案が多かった。また、救急件数は8703件で、前年より496件増加した。
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