多摩区版 掲載号:2017年5月19日号
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中野島青年会地域行事担い50年組織運営、時代に合わせ

社会

初代法被で神輿を担ぐ会員ら=同会50周年実行委員会提供
初代法被で神輿を担ぐ会員ら=同会50周年実行委員会提供

 中野島地区で盆踊りや豆まきを主催する中野島青年会が今年、結成50年を迎える。地域行事を担いながら、中野島町会や中野島稲荷神社奉賛会などに所属せず独立して運営してきた。6月4日に記念式典が行われる。

 中野島青年会はこれまで、中野島稲荷神社を会場に行われる8月の盆踊り大会や大晦日の甘酒振る舞い、2月の節分に行う豆まきなどの恒例となる地域行事を主催してきた。

 10月に行われる同神社の祭礼では太鼓をたたき、神輿を担いで盛り上げ役を担っている。町会や奉賛会の青年部のような役割を果たしつつ、青年会として独立している。同会の田村英喜会長(37)は「町会や奉賛会の方々が温かく見守ってくれたからこそ地域の行事を担えている」と話す。

 自治会や町会活動に若い世代の参加が減っていく中、同会は30〜40代の役員を中心に幅広い世代の会員が所属。中野島地区に暮らす約30人が中心となり活動している。菅や登戸在住の会員も在籍するほか、催しの手伝いに家族で参加し、子どもたちも会員として活躍する場面も見られるなど、人数や地域の枠にとらわれない組織運営がうかがえる。「時代に合わせて形を変え、一つひとつの問題を丁寧に解決してきた」と田村会長は振り返る。

 同会は1967年に現会長の父、田村安久さん(68)を初代会長として発足。以前にも青年会は存在していたようだが当時は活動しておらず、中野島青年会として再結成することになったという。同年10月、中野島町会のこども会が管理運営していた神輿と太鼓を引き継いだ。

 田村会長は「私自身も10歳から参加していたので縁を感じる。昼間に集まれる会員不足などの課題はあるが、門戸を広く開いて次世代につなげられるよう今後も活動していきたい」と思いを語った。
 

15代目を務める田村英喜会長
15代目を務める田村英喜会長

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