9月1日の「防災の日」を機に、家庭内の食品や水の備蓄を整理したり、避難先を確認した人も少なくない――。東日本大震災や熊本地震では、人間だけでなく多くの犬や猫が被災した。「ペットの防災」に今、注目が集まっている。
2日に多摩区役所で行われた「どうぶつ愛護フェアinたま区」では、猫の譲渡会などのイベントと同時に、ペットの防災に関する展示も行われた。展示では「備えておくこと」として、迷子対策や排泄物処理法の確認、犬猫以外の動物の餌の用意などが紹介された。
川崎市ではペットの飼い主向けの「防災手帳」を製作し、イベントや区保健福祉センター等の窓口で配布している。区では11月に行う防災訓練でペット同行の避難訓練を行う予定だ。区担当者は「ペットの同行避難について義務が強化されている。避難所にペットを連れていくことを想定し、ケージに入る練習や予防接種など普段から準備してもらいたい」と話す。
ペットの防災に備えるのは飼い主だけではない。登戸でトリミングサロンを経営する(株)わんにゃんサポートの松村弘代表は「店舗では防災用品として水と餌を常時備蓄している。災害時には、近隣のペットの飼い主に無料で配布したい」と話している。
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