八代亜紀さん 強羅にギャラリー開設 「箱根はもう一つのステージ」
歌手の八代亜紀さんが4月29日、強羅駅近くに「八代亜紀ギャラリーはこね」を開いた。館内には桜や富士、芦ノ湖などを描いた油彩画など21作品が展示され、賑わいを見せている。「歌より前に絵を覚えた」という八代さんは幼少の頃から父に絵の手ほどきを受け、二人で屋外デッサンに出かけていたという。強羅では20年ほど前からアトリエを構えて創作活動を続けていた。芦ノ湖や富士が見える場所、モチーフにする花や木の実を探してよく近所を散歩するという。八代さんはフランス画壇の登竜門であるル・サロン展で数度入賞したほか日本・フランス現代美術世界展では特別賞を受賞、また毎年全国で個展を開催する。箱根でのギャラリー開設は強羅出身の元町議・倉橋啓氏の働きかけを機に実現した。「観る側がふっと笑顔になり、温かい気持ちになるように」と絵筆を振るう八代さん。「箱根は絵を描くための大切な場所。画家・八代亜紀としての、もう一つのステージです。これからも四季の箱根の様々な風景を描きたい」とコメントしている。問い合わせ【電話】0460・86・1288
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