函嶺白百合学園中の簑島さん(3年)デザイン 強羅ゆるキャラ「ごうらん」に
箱根町強羅で初のご当地ゆるキャラが決まった。強羅観光協会などが夏に地元の中学生に製作を依頼していたもので、集まった195作品の中から地元住民などの投票で選ばれた。名前は「ごうらん」。頭は夏の風物詩「大文字」のある明星ヶ岳をモチーフに、片手に湯桶とススキを握り、にっこりと湯気を立てている。生みの親は函嶺白百合学園中学校3年生の簑島麗奈さん(小田原市)。以前からパソコンでアニメのイラストを描くのが好きで「ごうらん」はわずか30分ほどでイメージが浮かんだという。
27日にユネッサンで開かれた表彰式では山口昇士町長など特別審査員が力作を称え、一部の投票者からは「季節ごとにススキをアジサイや雪だるまなどに持ち替えては」といったアイデアも。まだ着ぐるみ製作の予定はないが、生まれたばかりのキャラは今後、広報などで活用するという。
|
|
|
|
|
|