昭和音大 学生が演奏会を企画 出演交渉や演出も一手に
昭和音楽大学で舞台芸術を学ぶ音楽芸術運営学科アートマネージメントコースの学生らが制作全般を手がけるコンサートの企画に取り組んでいる。プロの音楽家への出演交渉やスポンサーの確保などにも乗り出した。
同大学では毎年、3年生を中心とした学生がコンサートのプロデュースに取り組んでいる。
「誰を呼ぶか、どんなコンサートにするかも全て自分たちで考える。私たちのグループは前から憧れていた先輩音楽家を呼ぶことにした」。そう話すのはグループのリーダー佐々木ななみさん(3年)。
佐々木さんらはグループごとに3公演を企画。音楽家への出演交渉や演奏のコンセプト作り、選曲などに取り組んでいる。
「ゼロから自分たちでやってみると様々な発見がある」と話すのは中條辰啓さん(3年)。音楽家のプロ意識の高さに触れ、舞台芸術の道に進みたいという気持ちが一層強くなったという。
チケットの販売数を伸ばすことも課題のひとつ。複数の公演をセットで販売する工夫でより多くの集客を目指す。
【トリオ・リベルタ〜クラシックで魅せ、タンゴで酔わせる】…11月26日(土)午後6時半開演。一般2500円/学生1000円(全席自由)
【野平一郎ピアノリサイタル〜古典×現代 2つの時代が交錯する】…11月30日(水)午後6時半開演。一般2500円/学生1000円(全席自由)
【トリオ・サンクァンシュ〜稀代の奏 名手が放つ3層の煌き】…12月7日(水)午後7時開演。一般2500円/学生1000円(全席自由)
購入・問い合わせは同大学企画制作室【電話】044(959)5121へ。
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5月3日
4月26日