観光ガイド本 無料で配布 話題のスポットやグルメを紹介
施設の充実で呼び込み
多摩区観光推進協議会(原島弘会長)は区内の魅力スポットを紹介する観光ガイドブック『はなもす』を発行し、15日から区役所や生田出張所などで無料配布を始めた。生田緑地内の集客施設の充実を機に観光客の呼び水にしたい考えだ。
ガイドブックは09年10月に発行して以来2回目。掲載内容やデザインを一新し、持ち運びしやすいようにコンパクトにした。
B5判で全カラーの24ページ。多摩区の木「ハナミズキ」と「ナシ」、多摩区の花「モモ」と「スミレ」にちなんで『はなもす』と名づけている。
巻頭特集には、全国的な話題を集めている川崎市藤子・F・不二雄ミュージアムや4月にグランドオープンするかわさきき宙(そら)と緑の科学館といった新しい観光スポットを掲載。日本民家園や川崎市岡本太郎美術館、ばら苑とあわせて、子ども連れで生田緑地のスポットを巡るコースを紹介している。
グルメでも呼び込もうと、魅力的な飲食店やみやげも紹介。主婦層に人気のランチ店やカフェ、家族で楽しめるレストランまで写真を大きく使って掲載している。学生が多いまちらしい安くてボリューム感のあるグルメや郷土名産のらぼう菜を使った菓子などご当地名物も盛り込んでいる。
原島会長は「多摩区制40周年という節目に相応しいガイドブックが完成した。生田緑地内の施設の整備も進んでいるので、ぜひ手に持って多摩区を巡ってほしい。これからの季節は宿河原の桜がおすすめ」と話している。
発行部数は3万部。15日から、多摩区役所10階窓口や区役所生田出張所、登戸行政サービスコーナー、菅行政サービスコーナーで無料配布している。今後は順次、区内のイベントや掲載施設、掲載店などで配布する予定。
問合せは同協議会事務局の多摩区役所地域振興課(【電話】044・935・3239)まで。
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5月3日
4月26日