神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
多摩区版 公開:2014年11月14日 エリアトップへ

市男女共同参画センター DV被害者に支援物資 避難者の生活 ゼロから再建

社会

公開:2014年11月14日

  • LINE
  • hatena
支援物資が続々と集まっている
支援物資が続々と集まっている

 配偶者や恋人からのドメスティック・バイオレンス(DV)に苦しむ女性を支えようと、川崎市男女共同参画センター(溝口)は現在、被害者への支援物資を募集している。同センター窓口などで12月20日(土)まで受け付ける。寄付された物資は、市内の緊急避難施設を通じて被害者に届ける。

 女性へのあらゆる暴力の根絶を目指し、内閣府が定める「女性に対する暴力をなくす運動」期間(11月12日から同25日)と同時期に、同センターでは毎年DV被害者への支援物資を募っている。

 物資は、市内数カ所の緊急避難施設に入居している女性たちに提供。「被害者にとってはゼロからの生活再建。援助を必要としている方々の力になりたい」と同センター担当者は語る。

 対象は汚れのない部屋着、シーツをはじめ、洗剤、食器、シャンプー、生理用品などの生活用品。また使用期限が2015年4月以降で未開封の風邪薬や消毒薬、乾麺、レトルト食品、缶詰なども受け付ける。

 子連れで避難している母親もいるため、給食袋を繕うミシンや子ども向けDVDなども募集。原則新品のみを受け付けるが、ミシンなどの電化製品は中古品も対象にする。提供は窓口に直接持参か、事前連絡の上、12月20日必着で同センターに郵送する。昨年は約200人から約3200点の提供があり、避難施設からは「大変助かっている」との声が上がっている。

被害相談件数が増加傾向

 市の市民・こども局によると、市内でのDV相談件数は近年増加傾向にある。集計を取り始めた04年度の495件に比べ、昨年度は1455件。9年間で約3倍に増えている。同センターは「避難している女性たちが『心機一転、頑張って行こう』と思えるよう、新品の援助物資をお願いします」と話している。DV被害相談は「ハロー・ウィメンズ110番」(【電話】044・811・8600)で受付。支援物資の問い合わせは、同センター(【電話】044・813・0808)へ。

「バンバンなら私もいける!」

【新台入替】5月7日㈫「スマスロ交響詩篇エウレカセブン4」 ブラッサム・ポラリスで

http://www.prime777.co.jp/

<PR>

多摩区・麻生区版のトップニュース最新6

大きな舞台で落語に挑戦

多摩区の演劇少年少女

大きな舞台で落語に挑戦

伝統文化学び、笑い届ける

5月3日

「想定超」の4万7000人

川崎市健康アプリ

「想定超」の4万7000人

企業活動、口コミで拡大

5月3日

人身事故 前年比3割超増

麻生警察署

人身事故 前年比3割超増

県ワースト2位 高齢者多数

4月26日

多摩川に「モトスマリモ」

国内2例目

多摩川に「モトスマリモ」

河原の石から数年で発生

4月26日

ツチノコの謎 映画で迫る

麻生区在住今井監督

ツチノコの謎 映画で迫る

目撃談追い続け5月公開 

4月19日

仲間と歌いつなぐエール

能登半島地震復興ソング

仲間と歌いつなぐエール

市長や市議も「個人」で参加

4月19日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月19日0:00更新

  • 4月5日0:00更新

  • 3月29日0:00更新

多摩区・麻生区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

多摩区・麻生区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月3日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook