よみうりランド(溝口烈社長)は10月21日、12季目となる「ジュエルミネーション」の点灯式を開催。コロナ禍の最前線で働く川崎市と稲城市の医療従事者へ感謝の意を込め、多摩区医師会・岸忠宏会長らに2万人分の招待券を贈呈した。医療従事者の招待は昨年に続き2度目。
多摩区と稲城市にまたがる同園で、冬の風物詩として親しまれるジュエルミネーション。昨年の点灯式には、川崎市立多摩病院と稲城市立病院から看護師が出席し、招待券の目録を受け取った。今年は、岸会長と稲城市内在勤の看護師・中村朋子さんが登壇。多摩区と麻生区、稲城市の医療従事者に同園から2万枚の招待券が贈られた。
溝口社長は「私たちの命を守っている献身的な働きに感謝。ほんのひとときだが、安らぎとリフレッシュの時間になれば」とあいさつ。岸会長は昨年の招待時、感染拡大で来園できなかったことについて触れ、「今年は収束の期間ができるだけ長く続くようお祈りし、感謝の言葉としたい」と思いを込めた。
ジュエルミネーションは来年4月3日まで。今季は全ての電力に、環境負荷の少ない再生可能エネルギー「グリーン電力」を初導入した。650万球の光の演出を手がけた照明デザイナーの石井幹子さんは「一人でも多くの方に明るい希望と元気を持っていただけたらうれしい」と語った。
同園はあす30日から、遊園地初となる国のコロナ対策推進室による「ワクチン・検査パッケージ」の技術実証を行う。来園アンケートのほか、接種証明等で特典が受けられる試みも始める。
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