神奈川県内を中心にドラッグストアを展開するクリエイトエス・ディー(横浜市)と県警は4月1日、「交通事故防止のための連携と協力に関する協定」を締結。連携事業として、4月13日に川崎市立三田小学校(上杉忠司校長)で初の交通安全教室を行った。
今回の教室は春の全国交通安全運動に合わせ、県警本部交通総務課とクリエイトエス・ディー川崎三田店、多摩警察署、多摩区役所の4者が企画。三田小に入学した1年生約80人が参加し、正しい横断歩道の渡り方などを学んだ。
警察官はパネルを用いて説明した後、一緒に練習をする友達として、同社のマスコット「ヒッポちゃん」と県警のマスコット「ピーガルくん」「リリポちゃん」を紹介。児童は「わぁ、かわいい」と盛り上がりを見せ、マスコットたちに見守られながら、2人1組で横断歩道を渡る練習をした。
川崎三田店の長谷川太一店長は「三田小と店舗は距離も近く、児童の利用も多い。安心安全な地域づくりに今後も協力していけたら」と語った。上杉校長は「地域の人たちに児童を見守ってもらえることに感謝したい」と思いを話した。
店舗に塗り絵も
同協定は、幅広い年齢層が店舗を利用する同社と連携することで、交通事故防止につなげようと県警が提案。県内346店舗では、マスコットたちが手を上げて横断歩道を渡るイラストの塗り絵を無料配布している。裏面には保護者向けに注意喚起の文章も掲載し、小学生の歩行中の事故の半数以上が飛び出しであることなどを伝えている。
県警の担当者は、三田小で初開催した交通安全教室を振り返り、「改善点を見つけた上で、今後もさまざまな事業に連携して取り組んでいきたい」と展望を話した。
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