生田緑地を舞台にしたCMをコンクールに出品して、観光地としての魅力を全国にPR。こんな取り組みに生田緑地の指定管理者と専修大学のゼミが乗り出した。地元の芸人を起用し、お笑い仕立てで自然とご当地グルメを紹介しようという。
沖縄国際映画祭に出品
CMづくりに取り組んでいるのは専修大学の福冨ゼミと生田緑地運営共同事業体(北川伯生統括責任者)。同ゼミは地域情報を発信するワンセグ番組に取り組み、撮影のノウハウがある。同共同体は指定管理者として生田緑地をPRする役割もあり、両者が連携して取り組むことになった。
CMを出品するのは吉本興業主催の沖縄国際映画祭の地元CMコンペティション部門。各都道府県から1作品が出品され、インターネット投票と審査で選ばれ5作品程度が、3月下旬に沖縄で行われる審査会・上映会へ進む。優勝すると賞金に加え、作品が地上波で放送されるという。
15日に行われた撮影では専修大学福冨ゼミの学生が撮影を手掛け、宮前区在住の芸人「囲碁将棋」の2人と横浜市在住の風船芸人の松下笑一さんが出演した。緑地内で販売されているご当地ビールや和菓子などを取り上げ、生田緑地の魅力を様々な面から撮影した。
学生のプロジェクトリーダーの清水志純さんは「撮影前の打ち合わせを何度も行って準備するのが大変だった。ぜひ優勝したい」と意気込んでいた。
北川さんは「今回は生田緑地の魅力をPRする絶好のチャンス。広範囲で知名度を上げて来場者数を増やしたい」と話している。
作品の動画は来年1月に生田緑地のホームページでも掲載する予定という。
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