川崎商工会議所は今月1日に臨時議員総会を開き、第27期の会頭に山田長満氏(69)=(株)経理バンクホールディングス代表取締役社長=の再任を決定した。3期目で、任期は同日から3年間となる。
任期は2019年10月末まで
再任を受けて山田氏は、本紙に対し「川崎市のGDPを6兆円にしたい。そのためにも個人消費額を増やす取り組みに力を注ぐ」と抱負を語った。
同商議所によると、川崎商議所の会頭を連続3期務めたのは、手塚彌太郎氏(1981年7月〜90年5月)以来、4人目という。
1947年生まれの山田氏は、鹿児島県出身で日本大学を卒業し、慶応大学大学院を修了。72年から税理士を務め、03年から4年間、(株)ケイエスピー代表取締役社長として経営の指揮を執った。07年10月から現職。(株)経理バンク代表取締役社長、東京JAPAN税理士法人理事長を務めるほか、86年から一般財団法人日本起業家協会理事長、89年から公益財団法人山田長満奨学会理事長として社会活動に取り組む。
川崎商議所では97年から議員を務め、04年から10年10月まで副会頭、同年11月から会頭に就任した。
総会ではこのほか、4人の副会頭が決まった。川崎タクシー(株)代表取締役社長の関進氏、東洋ロザイ(株)代表取締役社長の山村弘樹氏が新たに選出され、加治秀基氏(味の素(株)川崎事業所シニアアドバイザー)、鈴木直久氏(富士通(株)川崎工場顧問)が再任された。
一方、魚津利興副会頭(昭和薬品工業代表取締役)と猪熊俊夫副会頭(川崎市商店街連合会)の退任が決まった。この日はさらに、専務理事には小泉幸洋氏が再任された。
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