神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
多摩区版 公開:2017年7月14日 エリアトップへ

小中将棋団体戦 南生田小3人 東日本へ 県Vで切符、日本一めざす

文化

公開:2017年7月14日

  • X
  • LINE
  • hatena

 市立南生田小学校6年の山口桃李(とうり)君(11)、5年の榎本花道(はなみち)君(11)、4年の前田望(のぞみ)君(10)が先月、文部科学大臣杯小・中学校将棋団体戦の神奈川県予選・小学校の部で優勝した。上位3チームが県代表として7月24日の東日本大会に挑み、8月の決勝大会を目指す。

 優勝した南生田小Aチームを率いたのは、大将で5戦全勝した3段(将棋会館道場)の山口君。昨年も同じ団体戦に出場したが、副将の榎本君が風邪で欠場。全敗で涙をのんだ前回の雪辱を果たした。「(県予選3位だった)倉敷王将戦で負けた相手に勝てたのは嬉しい。目標以上の成果だった」と手応えを話す。

 今大会の山場はリーグ戦を3勝0敗で勝ち上がり、迎えた本牧小(横浜市中区)との4戦目。榎本君が敗れて窮地に追い込まれたが、2人が「発想が面白くて、勝負強い」と認める三将の前田君が粘り勝ち、2―1で接戦を制した。

 先月18日に行われた県予選は、3人編成の15チームがAからDの4リーグに分かれて総当たり戦を実施。両チームの大将、副将、三将同士がそれぞれ対局し、2勝以上したチームに勝ちがつく形式。南生田小Aは3―0、2―1、2―1の3戦全勝でリーグを勝ち抜き、4戦目で本牧小、5戦目では東戸塚小(横浜市戸塚区)のチームを2―1で下し、頂点に輝いた。

 東、西日本大会には32チームずつが出場し、上位各2チームが決勝大会に進む。山口君の母親、綾さん(43)は「他チームのお手本になるようなマナーで戦ってほしい」とエールを送る。

 3人はそれぞれ1年生の頃から本格的に将棋を始めた。山口君と榎本君は3年前、商業施設で開催されていた大会で出会い、交流を開始。今年3月には川崎市小中学生将棋大会を機に前田君と合流し、各々の自宅に集まって練習するようになった。普段は個々で教室や道場に通うほか、インターネット対局や詰将棋、プロの指し手を再現する棋譜並べなどで腕を磨く3人。力を合わせ、大舞台に臨む。

「バンバンなら私もいける!」

【新台入替】5月7日㈫「スマスロ交響詩篇エウレカセブン4」 ブラッサム・ポラリスで

http://www.prime777.co.jp/

<PR>

多摩区・麻生区版のトップニュース最新6

大きな舞台で落語に挑戦

多摩区の演劇少年少女

大きな舞台で落語に挑戦

伝統文化学び、笑い届ける

5月3日

「想定超」の4万7000人

川崎市健康アプリ

「想定超」の4万7000人

企業活動、口コミで拡大

5月3日

人身事故 前年比3割超増

麻生警察署

人身事故 前年比3割超増

県ワースト2位 高齢者多数

4月26日

多摩川に「モトスマリモ」

国内2例目

多摩川に「モトスマリモ」

河原の石から数年で発生

4月26日

ツチノコの謎 映画で迫る

麻生区在住今井監督

ツチノコの謎 映画で迫る

目撃談追い続け5月公開 

4月19日

仲間と歌いつなぐエール

能登半島地震復興ソング

仲間と歌いつなぐエール

市長や市議も「個人」で参加

4月19日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月19日0:00更新

  • 4月5日0:00更新

  • 3月29日0:00更新

多摩区・麻生区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

多摩区・麻生区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月3日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook