記者が見た、聞いた、感じた、を伝える あっとほーむデスク 6月7日0:00更新
登戸新町で事件が発生した翌日の先月29日、多摩区担当の本紙記者と2人で現場に足を運んだときのこと。少し離れた場所で、娘がカリタス小学校の卒業生だという女性が、花を手に涙ぐみながら私たちに話しかけてきた。「自分では行けないので、代わりに(献花に)行ってもらえないでしょうか」。その後、しばらく言葉にならなかった。住民や行政、学校、商店など地域一体で守り続けてきた、まちの安全・安心。こうした「地域の目」が、これからも多摩区で見守りを続けていることを、より多くの本紙読者に知ってもらえるよう力を尽くしたい。
(地主)
|
<PR>
5月3日
4月26日