「かわさき水辺の楽校」による恒例の凧あげイベントが1月10日、二ヶ領せせらぎ館周辺で開催された。64組173人の親子が凧づくりに挑戦。ほどよい風が吹く中、思い思いに凧あげを楽しんだ。
昨年コロナ禍で中止になった催しで、今年は感染対策のもと屋外会場を中心に実施。日本の凧の会横浜支部のメンバーが指導で協力し、それぞれ個性あふれる凧ができあがった。横浜支部代表の鈴木勇さんは「多摩川河川敷は凧を作ってすぐ揚げられるところがいい。絵を描いて組む作業を通して、親子の触れ合いを楽しんでもらえたら」と語った。
多摩区子どもの外遊び交流委員会とNPO法人多摩川エコミュージアムも共催し、この日は竹細工や焚き火、草すべりなども用意された。自然体験活動を提供してきた「かわさき水辺の楽校」の代表を務める金作幸男さんは、「対策をしながらではあるが、ここまで多くの参加があったのは子どもたちが外で遊びたいという気持ちの表れ。河原は自然の中で遊べる貴重な空間」と思いを話した。
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