ゲーム大会で地域交流
５月22日 はるひ野
5月10日
北川さんの話に耳を傾ける参加者
多摩市民館で２月10日、「地域の『居場所』探し！『つながり』探し！」と銘打ったイベントが行われた。新たなやりがいを見つけるきっかけを提供しようと、同館と多摩区役所地域ケア推進課が主催した。
ほどがや市民活動センター「アワーズ」センター長の北川有紀さんが登壇、イベントのコーディネーターを担った。北川さんは「さまざまな地域活動の選択肢がある」と語り、「自分にとっての『いいな』を大事に無理なく楽しめる範囲で関わることや、さまざまな人と話してみる、小さなことから始める」など活動を続けるコツを参加者へ伝えた。
その後、区役所職員が多摩区内で活動する19団体を紹介。緑化活動や子育て、健康づくりなど多様なジャンルの団体が集まった。参加者は興味を持った団体のブースを訪れ、活動の内容などを熱心に聞いていた。社会問題化する高齢者とペットの問題解決に向けて、情報収集や啓蒙活動を行う「かわさき高齢者とペットの問題研究会」のメンバーは、「問題意識や活動内容を知ってもらう機会になった。団体の認知度向上にもなり、ありがたい」と話した。
団体で活動する人や参加者が、雑談などを通じて気軽に交流する場も設けられ、親交を深めた。
北川さんは「どんな活動をするかの前に、どんな人と活動をしたいかが大切。幅広い選択肢があり、何より人とのつながりが大切」と呼びかけ、イベントを締めくくった。区役所の担当者は「家族以外とのつながりを持つことは、人生の豊かさになる。新たな居場所を見つけるきっかけになった」と振り返った。
ブースで団体の説明を受ける参加者ら
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