多摩消防署(村上治三郎署長)と多摩消防団(井口保団長)は1月8日、稲田中学校で消防出初式を開催した。安全、安心なまちづくりに向けて、思いを新たにした。
関係者や招待者ら約800人が参加した。開式前、1日に発生した能登半島地震の犠牲者へ向けて黙祷が捧げられた。村上署長は式辞で被災地の一日も早い復興を願った後、「災害に強い安全、安心なまちにするべく、全力で取り組んでいく」と語った。分列行進や、消防団員による一斉放水も行われた=写真。
同校吹奏楽部が川崎市歌など、式典中の演奏に協力したほか、チアダンス部もステージを披露。演技の最後に2023年度全国統一防火標語「火を消して 不安を消して つなぐ未来」を掲げた。井口団長は「消防署と消防団が一致団結し、被害の軽減を図っていく」と述べた。
16団体40人が受賞
表彰では、16団体40人が受賞。川崎市長表彰には、一般市民特別消防協力者に増田隆さん、勤務成績優秀職員に重田剛さんと田中総さん、警防功労部隊に警防第2課 宿河原救急隊、永年勤続功労団員に高橋宏行さん(生田分団)と増田哲史さん(稲田分団)、鈴木賢司さん(同)、鈴木広樹さん(同)、退職消防団員功労者に増田朝光さんが選ばれた。
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