９にちなみ鐘響かせる たま九条の会
願いを読み上げ、鐘を響かせた
憲法９条にちなんで、「たま九条の会」（隈部直光代表）が９月９日９時９分、登戸の長念寺で平和の鐘を響かせた。同会の呼びかけで30人を超える市民が集まった。
参加者らは「東日本大震災の犠牲者を追悼して鎮魂の鐘を鳴らそう」「世界から戦争をなくそう」「原発をやめ、自然エネルギーを」などと９つの願いを斉唱し、鐘を打った。
同寺の小林泰善住職は「人間は弱い存在で、自然災害には立ち向かえない」としたうえで、「原発事故は人災。人災による人の死を少しでもなくすことが私たちの生きる中で大切なこと」と説法した。
隈部代表は「憲法９条に関する論議が表にはっきり出なくなっている。今回はこれだけ多くの人に集まってもらいよかった。これからもこうした活動を続けていきたい」と話していた。
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