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多摩区版 公開:2020年6月5日 エリアトップへ

長尾台コミュニティバス利用者協議会の会長に今春就いた 権平 豊さん 長尾在住 64歳

公開:2020年6月5日

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仲間と力合わせ、地道に

 ○…丘陵地の長尾台で暮らす住民の足として、本格運行から5年あまり。コミバス「あじさい号」を運営する14人の団体で、2代目リーダーに着任。乗客は少しずつ増えているが、運行を維持するための目標値には至っていない。「この現状をいかに地域住民と共有し、多くの人に利用してもらえるか」。喫緊の課題に立ち向かう。

 ○…あじさい号の本格運行当時は、長尾台住宅自治会理事の任期中だった。コミバス実現に向け活動してきた「導入推進協議会」(現・利用者協議会)は、高齢化と担い手不足に直面。入会の相談を受け、首を縦に振った。同会は乗客増加を目指し、昨年は運行コースを広げて停留所を新設。だが、見通しには程遠く微増にとどまった。「現状の運行形態を維持するためには、利用者の確保が必要。コミュニティ交通では協議会の役割」と強調する。乗客数が伸び悩んでいた4年前は、メンバーで戸別訪問し乗車を呼びかけた。バス運行主体の高橋商事、川崎市の3者で力を合わせ、難局を乗り越えていく。

 ○…出身は新潟県。高校を卒業後、石油精製会社に入社し地元工場で勤務。3年後、川崎区の工場に転勤すると中原区、高津区、宮前区の社宅を転々とした。関連会社への転籍を経て一昨年に退職するまで、主に工場設備の保守点検業務に約40年携わってきた。「入社当時は石油精製も景気がよかったが、縮小や統合で新潟、川崎工場とも閉鎖してしまった」と寂しさをのぞかせる。

 ○…現役時代は仕事に打ち込み、家と会社の往復だったが、「向ヶ丘遊園跡地のレジャー施設が早くできてほしい」と、将来の楽しみに思いをはせる。今年の目標は「あじさい号のPRキャンペーンを企画したい」。強い眼差しで語った。

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