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オダワラ・ソウル・フード・フェスタ2011の実行委員長を務める 佐藤 友彦さん 湯河原町土肥在住 35歳

公開:2011年10月20日

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一つひとつに魂込めて

 ○…小田原駅前と小田原城周辺で連携して行われた「小田原 秋の祭典―オダワラ・オータム・フェスタ2011―」。その中のイベントの中の一つ「オダワラ・ソウル・フードフェスタ2011」の実行委員長を、(社)小田原青年会議所(以下JC)の一員として務めた。中核となり各団体との打合せを重ねてきた。自身が代表取締役を務める(有)ヒカルクリーンサービスとの二足のわらじをはく多忙な日々だが「やれることをやるしかない」と奮起。「大きなことに関われるのは自分のためにもなる。色々な人との繋がりもできたし、色々な経験ができた」と笑顔で話す姿はどっしりと構え、プレッシャーなど微塵も感じさせない。

 ○…湯河原生まれ、湯河原育ち。吉浜小学校1年生の時から野球少年だった。ポジションはピッチャー。野球をするため学区外の湘南工科大学付属高校に進学した。社会に出て仕事関係の人や地元の先輩に誘われてJCに入る。「地元を離れての修行ですね。まちづくりを勉強して故郷の湯河原にも恩返しができれば」と熱く語る。今回祭典実行委員長となり、最前線でチームを引っ張る。「まちを良くしたい」という同じ想いを抱く同志と共に、野球で養われたチームプレイで他団体を巻き込み調整を続けた。東日本大震災の影響もあり、箱根や地元湯河原の観光客は目に見えて減っていたという。「こういう時こそ一人ひとりが何をやるにも魂を込めて頑張らなくては」という想いをイベントの名前に込めた。

 ○…「一過性のものにせず継続し、次へと繋いでいきたい。小田原を代表する秋の祭典にできれば」と展望を語る。穏やかな外見とは裏腹に、胸に秘めた確固たる意思。「来年、再来年と積み重ね、より良いものにしていきたい」と気を吐く。「近隣はもちろん、東京や横浜から来てくれた人たちにもまた行ってみようと思ってもらえたなら嬉しい」と安堵の笑顔で話した。
 

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