箱根・湯河原・真鶴版 掲載号:2015年10月9日号 エリアトップへ

10月30・31日に初開催『ゆがわらハロウィン』の実行委員長を務める 君島 茂さん 湯河原町中央在住 39歳

掲載号:2015年10月9日号

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苦労の塊、あたためる秋

 〇…湯河原で10年続いた「冬ほたる」の後継イベント「ゆがわらハロウィン」の準備に忙しい。昨年までは足湯でのイルミネーションが主だったが、今年からは母校でもある旧湯河原中を舞台に、大仮装コンテストやお笑い、ライブ、キッチンカーなど新しい企画を盛り込んだ。「ハロウィンは全世界同時ですから、いかにこちらに来てもらうか。構想中の企画がまだあるんです」。武者震いか緊張か、もう笑顔はない。毎晩、仕事を終えた仲間たちと合流し、夜遅くに作業を終えると会場周辺の飲食店へ。ポスターを貼ってもらう挨拶まわりも兼ね、夕食をとる。

 〇…吉浜小出身。両親は町内で飲食店を切り盛りしていた。日付が変わる頃まで働きながら、運動会や授業参観には決まって顔を出してくれたという。大井高校を卒業後、20歳で清掃関連企業に就職。ハウスクリーニングの仕事はたまたま誘われて入った道だが、ひとつとして同じ現場はなく、のめり込んだ。「仕事は手をぬくな。必ず誰かが見ている」。先輩の言葉を糧に技術を磨き、31歳で念願の独立を果たした。

 〇…今は奥さんと2人暮らし。「トラ」という名前のウサギを飼う以外に主だった趣味はない。体が資本の仕事のせいか、飲んでもすぐに眠くなる。それでも消防団活動には加わり、夏なれば素鵞神社の神輿を担ぐ。海開きの日に海に突入する吉浜名物だ。「バタ足しながら担いでます」と、目尻を深くした。

 〇…ハロウィンの準備は春から始まり、週1回だった作業はほぼ毎晩に。「会場レイアウトや飾り付け、初めてが多くて難しい。他のハロウィン行事を見て研究していますよ」。困った時は経験者である先輩たちに意見を求める。彼らも10年前のイベント立ち上げを味わったからだ。「不安はあります。誰もやった事ないから。誰も見た事ない、だから面白い」。生みの苦労を味わうように、あと20日間を走りぬく。

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