市政報告 医療に頼らない体づくりを 川崎市議会議員 自民党 ひろた健一
平均寿命が長くなるにつれ「健康寿命」という言葉が注目されています。晩年の不健康な期間をいかに短くするかが課題とされており、中でも、心筋梗塞や脳梗塞などにつながりやすい「生活習慣病」による医療費の増加が以前から予測されていました。現在、生活習慣病は50代から増え始め、70代では約半数が生活習慣病を理由に医療機関を受診しています(図参照)。このことから、病気の早期発見や治療だけでなく生活習慣を管理して、健康な状態をできるだけ長く維持し「医療に頼らない体づくり」が大切です。
川崎市では健康増進という国の方針に基づき、川崎市健康増進計画「かわさき健康づくり21」を策定して、市民の健康づくりの指標を定め、分野ごとに数値目標を掲げています。現在は、2013年から23年までを第2期とし、新たに取り組んでいます。
この中で私が注目しているのは、市民の健康づくりを支える環境整備です。生活習慣病予防の情報源を身近にするための取り組みや食生活改善推進員、運動普及推進員の増加、地域で健康づくりを目的とした活動や情報発信を行う団体数の増加を目指しています。
多摩区内でも区内の公園や神社境内を会場に行われている「多摩区みんなの公園体操」や老人いこいの家や自治会館などでストレッチ体操を行う「多摩区いきいき体操」のほか、「多摩区ウオーキング」などの各団体が健康づくりを目的に活動しています。
本来、健康というものは他人に管理してもらうものではありません。将来的な医療費増加を抑制していくことは日本の社会にとって重要な課題ですが、健康づくりそのものは自分と家族のためのものです。個人でできること、学校や企業、地域団体、行政でできることを見極めて、市民一体となって「健康都市かわさき」を目指しましょう。
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4月26日
4月19日