北野天神社 装い新たに存在感 調度品を新調
区内の北野天神社(枡形6―16―7)の調度品が先月、新たに揃った。氏子らは「神社にかつての賑わいを取り戻したい」と参拝を呼びかけている。
北野天神社は区内の寺社仏閣の中でも歴史が古く、室町時代に稲目某が天神を祀ったのが始まりとされる。その後、変遷を重ね、天神社に変わってからは祭神として建速須佐之男神が祀られているという。韋駄天の神が祀られていた歴史もあり、現在でも駅伝やマラソンなどの選手の健闘を祈願することがある。かつては広範囲に氏子が広がり、例大祭ともなると多くの人出で賑わったという。
ただ、建物の老朽化が進み、破損や調度品がなくなっている物もあった。そこで氏子らが一念発起して改修を決意。昨年8月に修復工事が終了し、先月には調度品が揃った。
今回新しく揃った調度品は鈴緒や真榊、壁代、八脚案など。装いを新たにした調度品を前に、荘厳な佇まいの古い本殿の存在が浮かびあがる格好になった。
「一時、忘れ去られたような存在になってしまったが、昔のような賑わいを取り戻したい」と氏子副総代の太田利男さん。
氏子総代の小川聖子さんは「神社らしくなってよかった。近隣の方やこの地域に新しく来られた方も一緒に神社を盛り上げていければいい」と話していた。
氏子らは「新しくなった神社へぜひ初詣に来てほしい」と呼びかけている。
境内は常時開放。新調した調度品や本殿はガラス越しに見ることができる。今月15日(土)には初祈願祭が執り行われる。
|
|
|
|
|
|
【ナイスオン】【バンバン】【ナイスオン】春のコースデビューキャンペーン~4月30日【ブラッサム・ポラリス】4月22日㈪新台入替 |
<PR>
4月26日
4月19日