子どもの教育を地域から考える「地域教育会議」の全体交流会が先月26日、多摩市民館で開催された。主催は川崎市地域教育会議推進協議会(堀切義昭会長)と川崎市教育委員会。
同会議は市内7つの行政区と51の中学校区でそれぞれ実施されている。主な活動に教育を語るつどいの実施や子どもが中心となって議題を話し合ったりボランティアなどを体験する「子ども会議」がある。
今年で7回目となる「川崎市地域教育会議交流会」では「地域教育会議の役割〜地域でつながる〜」をメインテーマに市内全域から集まった出席者約110人が同会議の意義や役割、子どもの権利条例について話し合った。
「学校・家庭・地域の連携」をテーマに意見を出し合った参加者からは「地域が核となって学校や家庭を結びつけられたら嬉しい」「不登校や自殺した生徒の声が地域に伝わってこない。学校からの情報公開が必要なのでは」といった訴えも上がった。
「子ども会議――子どもの権利条例制定10周年にあたって」をテーマにしたグループは同権利条例を実体化してきた成果を称えつつも、近年低調傾向にある活動をどう活性化していくか検討した。
同協議会の堀切会長は「教育方法やいじめなど難しい問題にも多くの方が率先して意見を出してくれた。今後の代表者会議で活かしていきたい」と話した。
多摩区・麻生区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
【ナイスオン】【バンバン】【ナイスオン】春のコースデビューキャンペーン~4月30日【ブラッサム・ポラリス】4月22日㈪新台入替 |
<PR>