多摩区版 掲載号:2011年3月25日号
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「今できるのは義援金」 市内、区内各地で募金活動

手づくりの横断幕を持って登戸駅で義援金を募る専修大学の学生
手づくりの横断幕を持って登戸駅で義援金を募る専修大学の学生

 被災地から離れた私たちに何が今できるのか――。東日本大震災の被災地を支援しようと、川崎市内、多摩区内でも住民や学生が動き出した。個人で被災地へボランティア活動に出向いたり、物資を送ったりすることが難しい中、義援金の募金活動が広がっている。

 「被災地の子どもたちの支援を」。30人を超える専修大学の学生が21日、登戸駅のペデストリアンデッキで呼びかけた。

 募金活動を企画したのは発展途上国の問題などを学んでいる同大学国際経済学科4年の早水良さん(23)。

 「被災地の報道は多いが、その中で子どもに関するニュースが少ない。精神的なケアが進んでいないのではと思い、学生に呼びかけた」という。これまでに3回の募金活動を行った経験があるが、「今回は1千円札や5千円札が多い。市民の皆さんも被災地に出来ることは何かと考えてくれている」と手応えをつかんでいる。集まった募金はユニセフを通じて、おもちゃや学習用品の提供、心理カウンセラーの派遣などの被災地の子どもたちの精神的ケアに充てるという。

 22日、小田急向ヶ丘遊園駅前で募金活動を行ったのは地元の民家園商店会のメンバー。20人を超える会員が雨の降る寒空の中、通行人に募金を呼びかけた。

 春名康次会長(54)は「お客さんの中に被災者がいるが、物を送ることも出来ないのが現状。こうした中、先ずは義援金が必要と思って始めた。長い年月をかけてやっていかないといけない」と話していた。

 そのほかにも多摩区内、川崎市内の各地で各団体・組織が義援金の募金活動を行っている。川崎フロンターレの選手や川崎新田ボクシングジム(登戸)の選手、春日山部屋(川崎区)の力士らが、18日に新百合ヶ丘駅や武蔵小杉駅で行った募金活動では2時間ほどで約394万円集まるケースもあった。

 川崎市は19日から、中原区の「とどろきアリーナ」への被災者の受け入れを始めた。福島第一原発の事故による避難指示エリアの住民もいて、避難先を転々と移り、同アリーナに辿りついたケースも多いという。

計画的にボランティア

 同アリーナには多くのボランティアや物資を提供する人が訪れているという。川崎市では川崎市社会福祉協議会(同会ボランティア活動振興センター/【電話】044・739・8718)を通じてボランティアの受け入れを22日から正式に始めた。希望者が一定数に達した時点で募集を一旦停止するという。

 同会では被災地へのボランティア活動や支援活動を考えている市民へ注意を呼びかけている。沿岸部を中心に被害の大きい地域では災害対応に詳しい組織に限って救護活動が行われているのが現状。ボランティア受け入れ態勢が整い次第、募集を行う予定。物資の送付については被災地での仕分けが困難などの理由で、正式に募集を行うまで控えてほしいとしている。
 

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