第17回統一地方選挙の川崎市議選、神奈川県議選が4月10日に投開票された。多摩区選挙区の市議選は民主党の三宅隆介氏(40)、県議選は自民党の土井隆典氏(51)がトップ当選を果たした。
市議選 定数9に13人
市議選は前回選挙から定数が1減し、9議席を現職7人と新人6人が争った。
トップ当選した三宅氏は前回選挙から約1200票伸ばした。議員定数削減を巡って今年2月、民主党に党籍を置いたまま、議会の民主党会派から離団。今回は「減税日本」の推薦を受けて選挙戦を展開した。
三宅氏は「民主党に逆風が吹く中、反骨精神を見せた自分への期待として責任の重さを痛感している。議会改革の本丸は議員定数。議員定数の大幅削減を訴えていきたい」と3期目の抱負を語った。
自民党は現職が2位、3位、4位とそれぞれが前回選挙から大幅に票を集めて再選を果たした。共産党と公明党は手堅く票を集めた。一方、民主党は2人の新人を擁立したが、議席を1つ減らし、厳しい結果となった。神奈川ネットと無所属の候補者も票を伸ばせず惜敗した。
多摩区の投票率は前回比1・57ポイント減の46・66%だった。全市の46・11%を上回った。
県議選 定数2に4人
前回無投票で決まった県議選は定数2に対して4人が争った。
トップ当選した自民党の土井氏は目標だった3万票を獲得。国政への不信感から民主党に逆風が吹く中、これまで3期務めた実績を訴えて票を大きく伸ばした。
土井氏は「東日本大震災を踏まえ、公共施設の耐震化など防災対策に早急に取り組みたい。その資金確保のための一つの手段として議員定数の削減を訴えたい」と語った。
残りの1議席は市議を3期務めた民主党の青山氏が初当選した。
共産党の塩田氏と無所属の前野氏は思うように票が伸ばせず惜敗した。
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