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多摩区版 公開:2011年5月13日 エリアトップへ

医療法人社団総生会 地下水供給設備を導入 災害時には近隣住民に飲料水提供も

公開:2011年5月13日

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地下150メートルから地下水をくみあげるプラント
地下150メートルから地下水をくみあげるプラント

 麻生総合病院・麻生リハビリ総合病院を運営する医療法人社団総生会(菅總充郎理事長/上麻生6-25-1)は今月から、両病院で地下水を利用した飲料水の供給設備を稼動させる。災害時に安定した水の確保で病院機能を維持するほか、断水時には周辺住民への水の供給も想定しているという。

断水・停電時も安定した給水可能に

 同法人では2年ほど前から地下水を飲料水として活用する設備導入について検討を重ねてきた。

 今回導入した『地下水給水プラント』は地下150メートル付近にある水脈から地下水をくみあげ、ろ過して飲料水として活用する。水道法に基づく水質検査の他、今回は放射性物質の検査を行い安全性が確認されたという。設置されるプラントは両病院にそれぞれ1基ずつ。プラントが稼動すれば病院で飲料水や手術、透析にも使用できる。

 東日本大震災では市水の断水や停電で水の供給が充分に行えない医療機関が相次いだ。同法人は、非常時にも自家発電で安定した水量を確保できる設備を整えることで、非常時の病院機能の維持を確実なものにしていきたい考え。災害時には周辺住民に飲料水の供給ができるよう、麻生区にも申請を行っているという。

 同法人では「災害時には病院も節水を心がけることで、余剰分を近隣の皆様へご提供したい。災害時に病院機能を維持するとともに、病院ができる地域貢献のあり方について考えていきたい」と話している。
 

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