「つなみ巡礼」で犠牲者の鎮魂 市民グループが「川崎お遍路」開発
毎月11日は東日本大震災の犠牲者の鎮魂を――。多摩区と麻生区を中心とした市民グループが、川崎のお遍路コースを開発した。「つなみ巡礼」と題して、9月から計6回の鎮魂ウォーキングを企画している。
川崎市北西部に点在する準西国・稲毛三十三所観音霊場をめぐる「川崎お遍路」を開発したのは市民グループ「サンキン会」代表の金子忠司さん(77)。
「被災地へボランティア活動に行きたいが遠くて行けない」という声が多数あったという。そこで金子さんは「近くの川崎お遍路を6回に分けて歩くつなみ巡礼なら参加できる」と思いコースを作成した。
川崎お遍路は1番の広福寺(多摩区枡形)から33番の東泉寺(宮前区平)までの一周88キロメートルのコース。約260年前からあったコースをもとに巡礼しやすく組み直した。
散策ガイドブックは4年前から作成をし始め、1年間かけて自分の足で歩いてマップを作成。菅郷土資料館や図書館で資料を調べて各地の紹介文を作った。それぞれの場所の歴史や土地の名前の由来を記載。お遍路ガイドブックが地元を知るきっかけになってほしいと願う。予備知識があるのとないのとでは楽しみ方が違うと考え、読んだ人がより興味を持てるように工夫した。地元の人も知らない、面白い話が隠れている場合が多いという。
同会では「つなみ巡礼」の参加者を募集している。希望する場合は住所・氏名・年齢・電話番号を明記の上、金子さん(【電話】【FAX】044・976・7571/【メール】neko7571@jcom.home.ne.jp)まで。参加費は3回セットで500円。先着50人。ガイドブックだけ欲しい場合は、メール便で3部セット300円で送ってもらうことも可能。
「毎月11日につなみ巡礼をするのは意義があること。多くの人に鎮魂ウォーキングに参加してもらいたい」と話している。
|
|
|
|
|
|
【ナイスオン】【バンバン】【ナイスオン】春のコースデビューキャンペーン~4月30日【ブラッサム・ポラリス】4月22日㈪新台入替 |
<PR>
4月26日
4月19日