救急出場が過去最多 市消防局が速報値を発表
川崎市消防局は5日、2011年中の火災と救急に関する発生件数の速報値を発表した。救急出場件数が統計を取り始めた1950年以降で過去最多を記録する結果となった。
昨年1年間の救急出場件数は6万1163件で、これまで最多だった05年の5万9636件を上回った。同局によると、インフルエンザや熱中症の増加はなく、東日本大震災の影響と認められるものが多いと分析した。65歳以上の高齢者の救急要請が前年と比べて7・9%増加したことが一因となった。
原因別の搬送人員をみると、急病が3万6540人で全体の67・8%を占め、一般負傷が7780人、交通事故が4613人だった。入院を必要としない軽症者は3万1677人で全体の58・8%だった。
火災件数は424件で前年の388件から36件増加した。原因別にみると、放火が133件で全体のトップ。前年と比べて22件増加した。次いでたばこが71件、こんろが48件だった。火災による死者は10人で前年より1人減少し、負傷者は79人で前年より15人増加した。
同局では市民に対して住宅用火災警報器の設置と放火されない環境づくりを求めるとともに、「不要不急の救急要請は控えていただき、適正利用をお願いしたい」と呼びかけている。
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