最新型はしご車で訓練 科学館オープンに備えて
多摩消防署(石井敏幸署長)とかわさき宙(そら)と緑の科学館(山田友之館長)は20日、同館のオープンを前に合同消防訓練を実施した。4月に導入されたばかりの市内初の最新型先端屈折伸縮式はしご車が登場した。
最新型はしご車は先端が部分が屈折して伸縮するため、高い木がある場所やフェンスがある屋上でも迅速な救助活動が可能となる。購入にかかった費用は1億5千万円ほどという。
この日の訓練は同館の2階実験室から出火して3階屋上に逃げ遅れた人が発生したという想定。消防署員がはしご車を使って3階屋上に取り残された人を救助した。ロープを使って3階から緊急脱出し、プラネタリウムに一斉に放水する訓練もあった。同館職員は119番通報訓練や初期消火訓練を行い、災害時の避難誘導経路などを確認した。
訓練を終えた挨拶で石井署長は「東日本大震災から防災訓練の意識を高めてきた。科学館のオープン前に訓練ができたことは有意義だった。災害時には被害を最小限に食い止めるため、今後も訓練を定期的に行う」と話していた。
山田館長は「(4月28日の)オープン前に人命救助の経験ができてよかった。慣れない部分もあったがいざというときに備えたい」と話した。
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