川崎新田ジム 在宅被災者の孤立化防げ ツアーで交流の場づくり
東日本大震災の被災後も自宅で生活を続けている在宅被災者を支援しようと、川崎新田ボクシングジム(登戸/新田渉世会長)が今月2日から3日にかけて、被災地のバスツアーを実施した。
このツアーは、東北支援に取り組む神奈川県中小企業家同好会東日本応援隊と社団法人川崎西法人会青年部会が共催する形で実現。同ジムに所属する日本ライトフライ級王者黒田雅之選手や同ジムの関係者、両団体の関係者ら26人が参加した。
ツアー一行が訪れたのは津波で多くの犠牲者が出た宮城県石巻市。自宅を失って仮設住宅に移った住民もいるが、津波の被害を受けた自宅で暮らしている住民が多いという。
「在宅被害者は援助の対象にならないことも多く、孤立化が進んでいるのが現状。子どもたちが外で遊んでいる当たり前の風景も今は見られない」と新田会長。
メンバーらは現地のコミュニティの場を取り戻そうと、在宅被災者を集めて手づくりイベントを開催。ボクシングエクササイズでは子どもから年配者までが汗を流し、豚まんやお茶などを振舞って交流を深めた。中には津波で打撃を受けたホタテ漁を手伝うメンバーもいたという。
新田会長は「在宅被災者への支援が進まないということが(報道で)伝えられていないというのが現地の声。日本中の人が長い時間かけて支援していかなければならない。この現実を伝えていきたい」と話す。
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