関係機関が安全対策会議
京都府亀岡市で登校中の児童らが犠牲となる事故の発生を受けて、市内の各小学校で通学路の点検が進んでいる。6月4日には関係機関を集めた安全対策会議が開かれた。市内全域で改善要望があったのは約120カ所にも及ぶという。
川崎市教育委員会は、京都府で起きた事故を受け、4月から5月にかけて各市立小学校に通学路の点検と状況調査を依頼した。締め切りの6月2日までに各校が、安全性に課題があるとして改善要望を提出した。
区内6校が要望提出
区内の市立小学校14校のうち、今回、改善要望を提出したのは宿河原小学校、中野島小学校、下布田小学校、生田小学校、東生田小学校、三田小学校の6校。
中野島小学校では6カ所を市教育委員会に報告した。三谷踏切付近の交差点は信号機があるものの道幅が狭く、赤信号を待つ際の待機場所もない。登下校時に地域交通安全員を配置して対策を取っているという。山崎恵子校長は「学校としては生徒の安全第一に色々な手立てを打っている。関係機関ともことあるごとに連携して取り組んでいきたい」と話す。
市教委「順次改善へ」
通学路の安全を確保するためには信号機や横断歩道設置、ガードレール整備など設備面の対策が必要なため、市教委は関係機関と連携して対策に取り組む方針。今月4日には川崎市の関係各機関や警察などが集まり、市教委事務局で安全対策会議が開かれた。
市教委によると、8月に各区で部会が開かれ、関係機関がその間に進めてきた対策について状況報告を行うという。来年3月に再度、全体会議を開き、意見を集約していくという。
市教育委員会では「関係機関と協議し、できるところから順次改善に取り組む」としている。
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