スウェーデンが発祥のニュースポーツ「フロアボール」で、区内の少年少女のチーム「こベントス」が活躍をみせている。3月に行われた全国大会で小学校低学年のチームが優勝し、来月行われる全国大会でも頂点をめざし練習に励んでいる。
「こベントス」はフロアボールを楽しむ愛好家らでつくる川崎インネバンディクラブ・ユベントスの小学生チーム。過去にも全国大会で数回、優勝したことがある。「こベントス」は毎週1回、枡形中学校の体育館で練習している。
「将来的にオリンピック種目をめざす夢のある競技。今の小中学生はその頃、第一線のプレーヤーになれるかもしれない。希望を持って指導している」と話すのは加藤宗一監督。
フロアボールはアイスホッケーを体育館で行えるようにした競技。1チーム6人でスティックを使ってプラスチック製のボールをゴールに入れて点数を競う。日本フロアボール連盟が2024年のオリンピック正式種目に採用されるよう働きかけている。
「こベントス」は枡形と中野島の両こども文化センターでの活動が始まり。館内でできるスポーツとしてフロアボールが親しまれていたという。職員の「フロアボールを普及させたい」という思いから、地域のスポーツクラブとして7年程前にチームが誕生し、今では19人の小学生が所属する。
幼稚園の頃から始めたという田村愛衣ちゃん(8歳)は「お兄ちゃんとお姉ちゃんがやっていて面白そうだったからはじめた」と笑顔をみせる。石川徹くん(11歳)は「スポーツの中ではホッケーが一番好き。みんなで頑張ってできるところが楽しい」という。加藤監督は「週に3回くらいボールに触れる機会がある。学校や地域、保護者の理解があってこそ、練習量を確保できる」と話している。
次の全国大会は6月9日に稲城市総合体育館で開かれる。入会などに関する問い合わせはコーチの高橋晃さん(【携帯電話】090・8016・5910)へ。
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