作品を手に持つ瀧川さん
多摩区生田に住む瀧川喜代子さんが今月20日に１００歳になる記念として、水彩画の個展を麻生区内のギャラリーで開く。孫たちが誕生日プレゼントとして企画した。開催は９月18日から22日まで。
瀧川さんは１９１３（大正２）年生まれ。夫の転勤で秋田や和歌山、名古屋など様々な土地で暮らした。夫の退職を機に１９４８（昭和23）年から生田で暮らしている。現在は孫が４人、ひ孫が７人。バスで買い物に出かけたり、自分で料理を作ったりと元気に暮らしている。毎日２千歩を歩くことが目標という。
瀧川さんが趣味の水彩画を始めたのは20数年前。季節の花など身近なものを描いてきた。自宅には自身で描いた４００点以上の水彩画があるという。瀧川さんにとっては初の個展開催。１００歳にちなんで「百彩展」と名づけ、１００点の作品を出展するという。個展開催後には親族だけで同会場で誕生会を開く計画もある。「こんな程度の作品で恥ずかしいけれど、たくさんの人に来てもらえればうれしい」と瀧川さん。
百彩展の会場はギャラリー華沙里（かさり）（麻生区上麻生１の10の６の２階）。入場無料。午前11時から午後６時まで（初日のみ正午から）。全日程に瀧川さんは参加する。問い合わせは同ギャラリー（【電話】０４４・９５４・２３３３）。
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