区内を巡りながら携帯電話やスマホを使った謎解きに挑戦――。専修大学前川ゼミの学生がこんなリアルゲームと呼ばれるイベントを企画した。多摩区役所が主催し、今月19日に開かれる多摩区民祭のブースで答えを発表するという。
このイベント「かわさきトレジャーinたま区」はゲームを楽しみながら市民に多摩区の魅力を発見してもらうのが目的。ゲームに参加した市民を多摩区民祭に呼び込もうという狙いもある。
同様のイベントは今年8月にも同ゼミの学生らが企画。生田緑地サマーミュージアムの一環として、生田緑地を舞台に1日限定で行われた。家族連れやリアルゲームの愛好家ら70〜80組が参加した。
今回は舞台を多摩区全体に広げ、期間も3週間に拡大した。区内を3つのエリアに分け、それぞれスタート地点を設けている。参加するためには携帯電話やスマートフォンのQRコード読み取り機能を使って謎解きのストーリーを読み込む必要がある。
エリアは【1】稲田堤駅・中野島駅(QRコード読み込み場所は菅行政サービスコーナー)、【2】向ヶ丘遊園駅・生田緑地(同じく多摩区役所)、【3】生田駅・読売ランド前駅(同じく生田出張所)の3つ。各エリア2問ずつ出題され、ストーリーは異なる。全部の問題に挑戦することもできる。
QRコードが利用できない人のために10月15日の午後1時から5時まで、多摩区役所でクイズやストーリーを書いた冊子を配布するという。
答えは10月19日に生田緑地で行われる多摩区民祭の多摩区観光推進協議会のブースで発表される。区民祭当日は小学生用の謎解きゲームが開催される。正解者の先着10人には賞状を用意するという。
ストーリーを手がけた一人、同ゼミの久保由香里さん(3年)は「登場人物の気分を追体験してもらえるように、地元の店を登場させるなど、地域を回ってもらうための工夫をした。今後はもっと規模を広げていき、『謎解き=川崎』という図式が作れれば、私たちの目指すまちまちづくりに近づける」と話す。
詳細はかわさきトレジャーinたま区」の特設サイト(http://kawasaki-treasure.com/)。
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