川崎F 4年ぶりACL(アジア・チャンピオンズリーグ)へ 最終節で3位に浮上
2013年のサッカーJ1リーグ最終節が7日行われ、川崎フロンターレはホームの等々力陸上競技場で、優勝のかかった横浜F・マリノスと対戦し、1対0で勝利した。順位を3位に上げアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の出場権を手に入れた。
川崎Fは、前節を終えた時点で5位。優勝の望みは消えていたものの、横浜M戦に勝って他チームの結果次第でリーグ3位となり、ACL(アジア・チャンピオンズリーグ)への出場権を得る大一番だった。
ACLはアジアのクラブチームにとって最も権威のある大会。優勝チームは世界NO.1を決めるFIFAクラブワールドカップの出場権を得ることができる。
この注目の神奈川ダービーには今季最多の2万151人がつめかけた。試合は、前半は均衡した展開だったが、川崎Fが後半、中村憲剛選手、大久保嘉人選手、大島僚太選手、レナト選手と攻撃陣全員がボールをつなぎ先制。1点を最後まで守り抜き勝利した。ゲームキャプテンの中村選手は「このようなビッグゲームを気持ちで勝ち切れたのは大きな経験になる」と喜んだ。
川崎FがACLに出場するのは4季ぶり4度目。日本代表の川島永嗣選手、ストライカーの鄭大世(チョンテセ)選手が移籍した10年以降は出場権を得ることができずにいた。
サポーター歴5年の齋藤香奈子さん(中原区在住)は「ここしばらく苦しいシーズンが続いていた。ACL出場が決まって嬉しい」と話した。
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