神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
多摩区版 公開:2013年12月27日 エリアトップへ

川崎市 文化芸術振興の指針策定 20日までパブコメ募集

政治

公開:2013年12月27日

  • LINE
  • hatena

 川崎市はこのほど、2023(平成35)年までの文化芸術政策の指針となる「第2期文化芸術振興計画(案)」をまとめた。基本目標を3つ掲げた上で、それぞれを達成していくための重点施策を設定。現在、市民からの意見を求めるパブリックコメントを実施している。

 計画案は2008(平成20)年に定めた「文化芸術振興計画(第1期計画)」が今年度で終了することを受け、新たに策定された。第1次計画の成果と課題を踏まえ、芸術、伝統芸能、芸能、娯楽、文化財を含む「川崎の文化」に関して向こう10年で取り組んでいくべき施策の方向性をまとめた。

 基本目標は▽文化芸術や地域の特性・資源を活かしたまちづくり▽人材育成と協働による文化芸術の振興▽市民が文化に触れる環境・活動できる環境の整備――の3点。

市外への発信に重点

 「文化芸術や地域の特性・資源――」に対する施策の一つとしては「『川崎の文化』の効果的な発信」を挙げた。「市外での認知度はまだまだ低い」と市が課題に挙げる「音楽のまち」、「映像のまち」といった文化都市としてのまちづくりを、全国的にアピールしていく。

 具体的な方策としては、ミューザ川崎シンフォニーホールを核としたより高水準な公演の開催、「かわさきハロウィン」や「アルテリッカしんゆり」を効果的に活用したシティプロモーションの展開を盛り込んだ。

 加えて、今年に入って整備の進んだツイッターやフェイスブックなど、SNSを運用した情報発信にも力を入れていく。

 また「音楽のまち」「映像のまち」などの推進や、生田緑地などの地域資源を活用したまちづくりを継続することも明記した。

 「人材育成と協働による文化芸術の振興」については、文化芸術を日常的に楽しむ人々の増加を狙い、青少年に対するアプローチを重視。「青少年が身近に文化芸術を体験できる場づくり」を施行する。

 具体策としては東京交響楽団との連携の継続や、市内の音楽大学と連携した青少年の文化芸術活動への支援などを挙げ、若い世代が日常的に芸術を楽しめる環境づくりに取り組む方針を明らかにした。

 「市民が文化に触れる環境――」に対する施策としては、手話ガイド付きの美術館鑑賞や、邦画の字幕上映、親子向けプログラムの充実といった「バリアフリープログラムの推進」を前面に出した。

パブコメ、説明会を実施

 市はこの計画案に対するパブリックコメントを募集している。1月20日(月)必着。計画案は川崎市役所市民・こども局や各区役所、支所、出張所の閲覧コーナーで閲覧できるほか、市のホームページでも公開している。

多摩区・麻生区版のトップニュース最新6

人身事故 前年比3割超増

麻生警察署

人身事故 前年比3割超増

県ワースト2位 高齢者多数

4月26日

多摩川に「モトスマリモ」

国内2例目

多摩川に「モトスマリモ」

河原の石から数年で発生

4月26日

ツチノコの謎 映画で迫る

麻生区在住今井監督

ツチノコの謎 映画で迫る

目撃談追い続け5月公開 

4月19日

仲間と歌いつなぐエール

能登半島地震復興ソング

仲間と歌いつなぐエール

市長や市議も「個人」で参加

4月19日

アート体験 視覚障害者に

岡本太郎美術館

アート体験 視覚障害者に

CFに初挑戦、資金募る

4月12日

ボトル販売、実現へ

かわさきそだちワイン特区

ボトル販売、実現へ

規制緩和 観光振興も期待

4月12日

【ナイスオン】【バンバン】

【ナイスオン】春のコースデビューキャンペーン~4月30日【ブラッサム・ポラリス】4月22日㈪新台入替

https://www.niceon-golf.jp/ http://www.prime777.co.jp/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月19日0:00更新

  • 4月5日0:00更新

  • 3月29日0:00更新

多摩区・麻生区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

多摩区・麻生区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook