仕事で身に付けた経験や技術を生かす新たな社会貢献活動「プロボノ」を広げようと、川崎市が8月1日から体験会を開催する。
「プロボノ」とは、新しいボランティアの形で2000年以降、米国や英国で普及し始めた。「公共善のために」を意味するラテン語の「Pro Bono Publico」が由来。一般的なボランティアと異なり、仕事で培った経験やスキルを生かしながら活動する。国内では2010年頃から注目を集め、都市部を中心に広がっている。
市内では今年3月に高津区で初めてセミナーが行われ、約50人が参加した。市によると、これまで社会貢献したいと考えていた若い世代や経営者らの参加もあったという。
今回、市が実施する体験会は「プロボノサマーチャレンジKAWASAKI」と題し、専門知識を生かして社会貢献をしたいという個人(プロボノワーカー)と専門知識を必要としている団体をマッチングして課題の解決を図っていく。期間は約1カ月間。9月5日に成果を発表する。
27日から説明会
事前説明会は▽メサ・グランデ(中原区新城/5月27日午後3時〜)▽専修大学サテライトキャンパス(多摩区登戸/5月27日午後7時30分〜)▽にこぷら新地(高津区二子/5月30日午前10時30分〜)▽かわさき市民活動センター(中原区新丸子東/午後3時〜)▽川崎市役所第4庁舎第7会議室(川崎区宮本町/6月3日午後7時30分〜)▽CAFE COCODE(高津区久本/6月6日午後1時〜)――6会場で開かれる。参加費は無料(一部の会場では1ドリンク実費で)。参加申込みはHP内の専用フォーム又は、Eメール(info@servicegrant.or.jp)。
市の担当者は「若者から社会人まで新たに社会貢献に参加したいという人の入口になると考えている。こうした事業で、市民で地域を支えていける仕組みが進んでいけばいい」と話している。
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