神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
多摩区版 公開:2015年7月10日 エリアトップへ

川崎市民 収入多く教育や服に支出 大都市比較で特徴浮彫り

社会

公開:2015年7月10日

  • LINE
  • hatena

 川崎市は人口の自然増加率や出生率が全国の大都市の中で最も高く、市民の家計は収入も支出も多くて教育とファッションにお金をかけている――。川崎市が先月30日、全国の大都市と川崎市を比較した統計資料を発表した。

 発表したのは全国の政令指定都市と東京都区部を1エリアとした計21大都市の基礎的な統計を比較した「大都市比較統計年表」を抜粋し、計算を加えたもの。総合企画局統計情報課が川崎市の特徴的な部分を整理してまとめた。

人口関連

 人口に関連した項目では最も死亡率が低く、出生率の高さや人口増加傾向が強いことを示した。

 川崎市の自然増加率はプラス0・31%と21都市(平均マイナス0・02%)の中で最も高く、4年連続で第1位だった。出生率も1・01%で第1位。また死亡率は8年連続で最も低く、0・70%だった。

産業関連

 産業に関連した項目では工業の製造品の出荷額が高いものの、情報サービス業や学術・開発研究機関の従業者の割合が多いこともわかった。

 情報サービス業の従業者割合は5・95%で政令市中最も高かった。学術・開発研究機関の従業者割合は2・38%で2位の横浜市の1・06%と比べて突出して高い。従業者1人当たりの製造品出荷額は9071万円で42年連続第1位を記録した。

生活関連

 家計に関連した項目をみると、収入も支出も最も高く、教育費やファッションに支出している割合が高いことも浮き彫りとなった。

 1世帯当たりの1カ月間の実収入(2人以上の世帯)は65万3249円で第1位。1世帯当たりの1カ月の支出も33万6392円で第1位だった。1世帯当たりの年平均1か月間の教育費の支出割合は6・98%と最も高く、被服や履物への支出割合も5・72%で最も高かった。

 そのほか、「人口千人当たりの刑法犯認知件数」は7・8%で最も低く、「人口10万人当たりの悪性新生物による死亡者数」も最も少なかった。

多摩区・麻生区版のトップニュース最新6

人身事故 前年比3割超増

麻生警察署

人身事故 前年比3割超増

県ワースト2位 高齢者多数

4月26日

多摩川に「モトスマリモ」

国内2例目

多摩川に「モトスマリモ」

河原の石から数年で発生

4月26日

ツチノコの謎 映画で迫る

麻生区在住今井監督

ツチノコの謎 映画で迫る

目撃談追い続け5月公開 

4月19日

仲間と歌いつなぐエール

能登半島地震復興ソング

仲間と歌いつなぐエール

市長や市議も「個人」で参加

4月19日

アート体験 視覚障害者に

岡本太郎美術館

アート体験 視覚障害者に

CFに初挑戦、資金募る

4月12日

ボトル販売、実現へ

かわさきそだちワイン特区

ボトル販売、実現へ

規制緩和 観光振興も期待

4月12日

【ナイスオン】【バンバン】

【ナイスオン】春のコースデビューキャンペーン~4月30日【ブラッサム・ポラリス】4月22日㈪新台入替

https://www.niceon-golf.jp/ http://www.prime777.co.jp/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月19日0:00更新

  • 4月5日0:00更新

  • 3月29日0:00更新

多摩区・麻生区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

多摩区・麻生区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook