書き損じハガキを集めて換金し、途上国を支援――。専修大学の国際協力サークル「S・I・A(シア)」がこんな国際貢献活動に取り組んでいる。
宛名の書き間違いや印刷ミスによって投函できなかったハガキを回収し、国際協力NGO「ハンガー・フリー・ワールド」を通じて途上国支援に活用しようという。08年から始まった活動で市民の認知が広がり、区内各所に回収ボックスを設置している。
同NGOは飢餓のない世界を作ろうと活動している。ハガキを郵便局で切手に交換し、金券ショップで換金した現金を活動資金に充てる仕組み。ハガキ1枚で得られる約42円がおかゆ1杯分となるという。
2014年度の活動では合計2300枚の書き損じハガキと未使用ハガキを回収し、換金額は8万5000円となった。
中心メンバーの阿部佳奈子さん(1年)は「書き損じハガキは郵便局でも受け付けているけど、途上国を思って寄付してくれると嬉しい」と話している。
回収ボックスは区内の専修大学・明治大学・日本女子大学、多摩区役所1階総合案内、いなげや生田店、ビッグ・エス向ヶ丘店、ダイエー向ヶ丘店、向ヶ丘自動車学校、レイディアントシティマンション向ヶ丘遊園に設置されている。回収期間は1月20日まで。
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