ベッドから車いすへの移動などを実践
南生田中学校で８月29日、30日に１年生を対象にした福祉体験の授業が行われ、（株）日本ライフケア（本社・麻生区片平）など、介護・福祉分野の企業スタッフが講師として参加した。
同校では例年、この時期に１年生の総合的な学習の時間で福祉体験の授業を行っている。今年度は１年生１４１人を対象に、２日間で高齢者施設や認知症について学ぶ講義やパラリンピックのＤＶＤ鑑賞、手話体験、高齢者疑似体験などが行われた。
初日に行われた「車いす・施設の講演」では日本ライフケアのスタッフが登壇。介護の現場に携わるスタッフの指導で、生徒はベッドに仰向けの状態から起こす、さらに抱えて車いすに座らせる方法などを学んでいった。
生徒同士で行われた実技では、最初は横になった人を起き上がらせるのに苦戦している様子だったが、プロのコツなどを学んで技術を習得した。
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